松山百点 霜月号vol.353

松山百点 霜月号vol.353(2023年11月1日発行)

「砥部むかしのくらし館」は、江戸時代から現代までの庶民の暮らしを語りかける約5万点の品を収蔵した私設ミュージアム。豊島吉博館長は、蒐集家でもあった母・松子の願いを受け、この施設を開きました。全国屈指の蒐集数を誇る夜着(よぎ)コレクションをはじめ、反物や帯など「布もの」に向けられた審美眼は、卓越したものがあります。そこで蒐集家としての松子の歩み、それを受け継いだ豊島館長の想いとともに、この施設の魅力を探ります。「松山今昔物語」では、「久谷」の前編をお届け。なぜ「荏原」と「恵原」の2通りの表記があるのか。久谷地区の地名の変遷を紐解きます。

●私のつれづれ愛媛論
「地域の劇場にある「演劇のカタチ」に刺激を受けました」
俳優、舞台演出家 錦織 一清さん
●百点スペシャル 「暮らし」の品に優しい眼差し――蒐集家・豊島松子の遺したもの
●土井中照の重箱の隅々 冬至と食べ物の秘密
●写真でたどる郷愁のまつやま 聖カタリナ大学・聖カタリナ大学短期大学部
●ヒーローを訪ねる小さな旅 伊予人
終の住処に松山を選んだ漂泊の俳人 種田 山頭火
●山森めぐみの愛媛なつかしの味めぐり
Amitieの牛アンプステーキ
●地名にまつわる松山今昔物語
●アトリエ拝見
千年続く和の心と想いの象徴を手元に
水引結人 大野 裕子さん(伊予市)
●屋号・ロゴマーク物語
愛媛朝日テレビ
●わが町の銘品
醤油餅【白石本舗】
●この道ひとすじ
「真珠に価値は輝きにこそあり」。その信条を貫き続けて半世紀
向田真珠商会 向田 章吉さん
など