松山百点 盛夏号vol.357

松山百点 盛夏号vol.357(2024年7月1日発行)

日本最古の名湯として知られている道後温泉のシンボルは、国の重要文化財に指定されている道後温泉本館。明治時代、道後湯之町初代町長の伊佐庭如矢の英断で改築されました。それから100年以上が経過し、平成31年から保存修理工事を実施。今年7月11日(木)には完了に先立ち、全館営業が再開されます。保存修理工事前より、道後では産学官民が連携し、あるいは独自に活性化のための取り組みが進められています。そこで道後を愛する“現代の伊佐庭如矢”たちにお話を聞き、道後の今とこれからを見つめました。「松山今昔物語」では、「垣生」の後編をお届け。西垣生地区にある「今出西国三十三観音霊場」について紐解き、いにしえから守り続けている観音様に込める地域の人たちの思い、地域外の人たちも楽しめるスタンプラリーなどを紹介します。

●私のつれづれ愛媛論
『「ぬくぬく愛媛」を思いっきり味わいたい』
落語家 立川 志の輔さん
●百点スペシャル 道後温泉の今、そしてこれから
●土井中照の重箱の隅々 『坊っちゃん』の秘密
●写真でたどる郷愁のまつやま 懐かしの海水浴場
●ヒーローを訪ねる小さな旅 伊予人
三間に生まれた山と山男の版画家 畦地 梅太郎
●山森めぐみの愛媛なつかしの味めぐり
富久重のハラミランチ
●地名にまつわる松山今昔物語
●アトリエ拝見
東洋的な古代文化の美意識を宿す芸術
アトリエ雙庵 篆刻家 中田 和邦さん(松山市)
●屋号・ロゴマーク物語
愛媛新聞社
●わが町の銘品
氷すいか【甘味処 あたりや】
●この道ひとすじ
ひたすら真摯に追い求める“おいしい”へのこだわり
山田屋 髙辻 元さん
など