松山百点 新春号vol.366

松山百点 新春号vol.366(2026年1月1日発行)

令和8年は「昭和100年」の年(内閣官房「昭和100年ポータルサイト」より)。一方、大正15年(1926)には柳宗悦と富本憲吉、河井寛次郎、濱田庄司が「日本民藝美術館設立趣意書」を発表し、民藝(民衆的工藝品)運動が始まりました。つまり今年は「民藝100年」の年。新しい年を迎える今、愛媛の手仕事や暮らしにふれる場所として訪ねたいのが、西条市の中心部に佇む「愛媛民藝館」。ここで手仕事の技とぬくもりを感じてみませんか。「松山今昔物語」では、城山の西に位置する「萱町」をお届け。松山市民の台所として賑わいを見せる商いの町としての歴史を持つ萱町。松山城を築城した加藤嘉明が、伊予正木(松前)から商人や職人が呼び寄せ、職業ごとに町割りが形成されたことに始まります。その成り立ちを紐解きます。

●私のつれづれ愛媛論
「無条件の愛で包んでくれる故郷の応援があるから、頑張れる」
俳優 松本 怜生さん
●百点スペシャル
愛媛民藝館で出会う、手仕事の技とぬくもり
●土井中照の重箱の隅々
松山中学教師・漱石の冬休み
●写真でたどる郷愁のまつやま
郊外で人気の和食レストラン
●ヒーローを訪ねる小さな旅 伊予人
風早と松山を訪ねた若き日の俳人 小林 一茶
●山森めぐみの愛媛なつかしの味めぐり
美ゆきのちゃんぽん
●地名にまつわる松山今昔物語
●アトリエ拝見
「アート×障がい」を長年の活動軸に
牛渕ミュージアム別館 美術家 河部 樹誠さん(東温市)
●社是とともに
宝荘グループ
●わが町の銘品
鮮魚カステーラ【魚貞蒲鉾店】
●この道ひとすじ
真実を報道し、歴史を伝えていく
愛媛新聞社 加藤 令史さん
など