松山百点 新春号vol.360

松山百点 新春号vol.360(2025年1月1日発行)

昭和40年(1965)、松山中央商店街の店主たちが創刊し、道後とともに歩み続けた『松山百点』。時代の趨勢に伴い、様々な変遷はありつつも、街の文化誌として60年間、途切れることなく、その灯をともし続けてきました。これからも変わることなく「松山の伝統と文化の再発見」をお届けしてまいります。メモリアルイヤーを飾る第一弾として、松山中央商店街の歴史を振り返り、百店会からは『松山百点』と同じく60周年を迎えた会員店をクローズアップ。創業からの歩みなどをインタビュー。さらには松山中央商店街のキーパーソンに、同商店街の「これまで」と「これから」についてうかがいました。また、松山百店会会長および理事たちから新年のご挨拶とともに、1年かけて懐かしい表紙を振り返る連載をスタート。第1回目は昭和40年~42年。書家・澤田大暁氏の大胆な揮毫が表紙を彩りました。ページを開くと、そこには世相、流行、そして当時の人々の暮らしや思いが垣間見えます。

●私のつれづれ愛媛論
「俳句の聖地・松山から“ことばのちから”を発信し続けたい」
俳人 夏井 いつきさん
●百点スペシャル
松山中央商店街 六〇年のときを振り返って
●土井中照の重箱の隅々 伊予漫才
●写真でたどる郷愁のまつやま 松山で愛される名物うどん
●ヒーローを訪ねる小さな旅 伊予人
松山・今治の藩主たちの祖先にあたる 菅原 道真
●山森めぐみの愛媛なつかしの味めぐり
郷土料理 五志㐂の鯛そうめん
●創刊60周年特別企画
松山とともに歩む60年
松山百点 表紙ヒストリー(昭和40~42年)
●屋号・ロゴマーク物語
久保豊
●わが町の銘品
黒ごまきな粉げんこつ飴【世起】
●この道ひとすじ
人のつながりとご縁を大切に、時宜を得た料理を提供したい
たにた 谷田 眞德さん
など