松山百点 新緑号vol.362
松山百点 新緑号vol.362(2025年5月1日発行)
松山市持田町にある「松山兎月(とげつ)庵 文化歴史館」は、平成30年に開館した私設ミュージアム。館長の小椋浩介さんは、約20年にわたって蒐集した松山の美術品や貴重な実物資料を、旧士族末裔の住宅にて公開。「郷土の文化を未来へとつなぐ」をコンセプトに、研究活動や企画展、講演活動などに取り組んでいます。小椋さんのこれまでの文化活動の歩み、松山兎月庵 文化歴史館が与える郷土の文化への効果、これからの展望など、同施設が所蔵する松山の歴史を語る史料とともに紐解きます。また、創刊60周年にちなみ、表紙を振り返る連載の第3回目は、初めて絵画が表紙を飾った5年間をご紹介。平成17年~19年は矢野欣二氏、平成20年~21年は片平和夫氏の色彩豊かな絵画が表紙を彩りました。ページを開くと、そこには世相、流行、そして当時の人々の暮らしや思いが垣間見えます。
●私のつれづれ愛媛論
「重要な無形文化財を後世へ伝えていきたい」
俳人・作家 八木 健さん
●百点スペシャル
郷土の歴史・文化を未来へ「松山兎月庵 文化歴史館」
●土井中照の重箱の隅々
ぼて茶とぼてぼて茶
●写真でたどる郷愁のまつやま
南銀天街
●ヒーローを訪ねる小さな旅 伊予人
知性あふれる脚本家・映画監督 伊丹 万作
●山森めぐみの愛媛なつかしの味めぐり
CAFÉ BCのニューヨーカーサンド
●創刊60周年特別企画
松山とともに歩む60年
松山百点 表紙ヒストリー(H17年~H21年)
●屋号・ロゴマーク物語
八坂千翠(株式会社 石材振興会)
●わが町の銘品
豆大福【きくや菓子鋪】
●この道ひとすじ
奥道後のアイデンティティを守り伝えていきたい
奥道後 壱湯の守 河上 克之さん
など