松山百点 錦秋号vol.370

松山百点 錦秋号vol.370(2026年9月1日発行)

夏目漱石の『坊っちゃん』発表から120年の節目の今年、明治28年(1895)に漱石と正岡子規が同居した愚陀佛庵(ぐだぶつあん)の再建工事が完了しました。愚陀佛庵は日本の文学史にとって、大きな意味をもつ場所でもあります。漱石と子規が同居したのはわずか52日間ですが、この庵がなければ漱石の名作は誕生しなかったかもしれないといわれています。そこで、松山市立子規記念博物館の学芸員が語る「愚陀佛庵秘話」に耳を傾けました。「松山今昔物語」は、七曲り跡を中心に歴史を紐解いた前編に続き、潮見地区の中編をお届け。郊外型の発展を遂げている印象から新興住宅地・商業地のイメージがありますが、史跡や神社仏閣も数多く残る地域。弘法大師の伝説が伝わる「大師の泉」、伊能忠敬が休息したと伝わる場所など伝承も数多く残され、地域の人たちに守られてきた歴史を振り返ります。

●私のつれづれ愛媛論
「陸上は楽しい! 好きだから、僕は走り続ける」
パラ陸上選手 石山 大輝さん
●百点スペシャル
文人たちの想いが交錯した場 漱石と子規と愚陀佛庵
●土井中照の重箱の隅々
小野小町に関係する町
●写真でたどる郷愁のまつやま
松山市民会館
●ヒーローを訪ねる小さな旅 伊予人
自分の命より麦種を守った農民の鏡 義農 作兵衛助
●山森めぐみの愛媛なつかしの味めぐり
トスカーナの休日のトスカーナ(ピッツァ)
●地名にまつわる松山今昔物語
潮見〈中編〉
●アトリエ拝見
糸と画 あまぐも 染織作家
染織作家 おおにし のぞみさん(松山市)
●社是とともに
株式会社 伊織
●周年企業history
株式会社 日本交通社
●わが町の銘品
媛だるま【港や】
●この道ひとすじ
人との出会いを重ね、託された未来へ
株式会社 伊予銀行 佐賀山 隆さん
など